長年、主人公の家に仕えているハーフの女性。主人公の昼間の世話を担当する。幼い頃の主人公を知っている為に、彼の生活ぶりを窘めたりもするが、メイドとして主人の言いつけに逆らう事はない。
身寄りをなくし、主人公に引き取られた娘。主人公の夜間の世話を担当する。物静かで口数が少なく、幼げな雰囲気を多く残している。その愛らしい風貌とは裏腹に、娼婦のように躾けられている。
山中の別荘に引きこもり、母親の遺した財産で暮らしている若い男。ふたりの異性を束縛し、同時に束縛されて生きている自分に倦怠している。
『エーデルヴァイス』などの作品を手掛けてきた、神宮寺りお&穂高望のコンビによるノベル形式のADV。閉ざされた洋館を舞台に、歪んだ主従関係で結ばれたひとりの男とふたりのメイドの、奇妙かつ淫靡な同居生活が描かれていくぞ。
山中の古い洋館。
親の遺産で無為に暮らす男。
この家にはただふたりのメイドしかいない。
彼女達は、自分のすべてを主人に捧げている。
若い主は、日毎夜毎にふたりを取替え、ひたすら弄ぶ。
男は、暗鬱な日々を紛らわす手立てを他に知らなかった。
娘達は、自分こそが彼にとって唯一の存在であると信じていた。
その故に、ふたりはこの場所を離れて生きる事はできない。
たとえ彼がそうであるように仕向けたのだとしても。
彼は、娘達に自分の無為のありかを問い続ける。
娘達は、自分の居場所の為にただ彼に尽くす。
そして、この家では誰もが哀れだった。